2014年8月2日土曜日

通勤快速2号その1(到着初日)

通勤快速号もかなりガタが来たので、思い切って通勤快速2号を急遽調達することに。

ヨシムラ限定とはいうものの、中途半端なコンプリートのためか、希少性はあまりないようでオークションでバラ売りされたりしている。

公道用の車両を積むのはこれで3台目だが、ビューエルと同様、フロントが17インチのためミラーを外すだけで積み込み可能。

車体を見ずにショップの店員にいろいろ伺って購入したため多少のことは文句言えない。
この通勤快速2号はショップに持ち込まれてからほぼ1年買い手がつかなかった車両。
その原因が何か気にはなっていたが、BASのデポから引き上げてきて早速チェックしてみる。

ショップでバイクを購入するのは20年ぶりだが、思っていた中古車と印象が違う。
中古車ってある程度、小奇麗にして売っているものだと思っていたが、
 乗りっぱなしの状態でフロントフェンダー裏やリアフェンダー裏は泥汚れが付いたまま


スイングアーム下部も黒く汚れたまま


プラグ清掃したとのことだが、プラグホール周辺はエアブローしていないのか砂や小石が堆積したまま。
納車整備料金を支払ってはいるが、外観に関しては現状渡しが慣例といったところか。

バラしにかかる前に真っ先に目に付いたのがコレ

インナーパイプは白くくすんだ状態で納車整備で全く触った形跡なし。
致命的なのは1年ショップで放置されていたせいか、フロントフォークのインナーパイプにサビとメッキの浮きが出ている。

点サビは取り除けたが、メッキの浮きはどうにもならない。
試しにタイラップを巻いてストロークさせてみる。

浮いた部分を思いっきり通過。
これって、そのうちオイル漏れるんじゃぁないです?
さすがにこれだけはクレーム対応してもらわないと。

外装を取り外し各部をチェック。
ラジエーターの取り付け部分のゴムブッシュはすべて経年劣化でクラックが入っていて要交換。
ラジエーター液は青く澄み切った液体が満タン入っていたのでOK。
エアクリーナーは洗浄したとのことだったが、綺麗は綺麗だけども湿式にもかかわらず全く湿り気がない。オイル塗布し忘れか?

エンジンオイルも琥珀色の液体が窓から覗いているのでOK。
燃料タンク内も錆びはみられずOK。
ブレーキパッドも前後とも十分な厚さがありOK。

ブレーキフルードも前後交換してくれているようだが、リアのホースをズラしてみるとこぼれたフルードでフレームの塗装が剥離され錆びてしまっている。

タイヤは「リアはもうそろそろ交換した方が」と言っていたが、前後タイヤともサイドにクラック入っているし、リアはスリップサイン出ていて前後とも使えない。
早速、いつものマッ○さんに注文。

バッテリーはGSユアサではないが、台湾ユアサの新品に換装してくれていてOK。

リアショックのゴムクッションはツメで軽く触れるとボロボロと崩れるくらい劣化している。
リアサスのリンクのグリスアップもしてくれるということだったが、納車整備メニューを見るとやってくれていない。
ステムのベアリングにはガタがきていないようだが、リンクと合わせてグリスアップする必要がありそう。

とりあえず、初日はエンジン周りを綺麗にして完了。
後日、前後ホイール、スイングアームをバラしてベアリング類などをチェック予定。

程度はかなりいいですよ!とお墨付きをもらって購入を決断したが、車両発送の連絡が全然ないので振込後1週間が経ってからこちらから問い合わせると「連絡忘れていました。すでに送っています」なんて返答が来るし、頼みますよ、福岡のバイクフリーさん…

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