2013年3月21日木曜日

物欲その45(農用発動機)

昨年創業100周年を迎えたヤンマー(大阪市本社)が、本日創業者である山岡孫吉氏の故郷である滋賀県にヤンマーミュージアムをオープンした。

創業時の屋号は山岡発動機工作所といい、大正9年頃に竪型石油発動機を日本で初めて販売した。

これはかつて製材所があったといわれる畑の片隅に下部が埋まった状態で見つかった製材所御用達の名機「H10」。刻印が「ディーゼル」でなく「ヂーゼル」というところがいい。劣化したプレートに「16」の刻印があるので昭和16年の初期型モデル。

これはライバルメーカーであるクボタの戦後のベストセラーモデル「BHB」。馬力は中間クラスで昭和26年から29年頃まで発売されていたもの。
引退したあともしっかりとした格納場所にてきちんと保管されていたものを譲ってもらう。

農発専用オイルの一斗缶。こんなものもあった。

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