誰もがお世話になったことがあるであろうロート目薬を製造販売しているロート製薬は、明治32年2月22日に大阪で創業した信天堂山田安民薬房が前身である。
明治42年、東京眼科病院を開いた井上博士がミュンヘンで学んでいた際に恩師であったロートムント博士の処方を参考に開発した目薬を「ロート目薬」という名称で信天堂山田安民薬房が販売を始める。
しかし、当時の木箱には開発した井上博士の名前はどこにも見られず、側面には創業者の名字「YAMADA'S」が堂々と刻印されている。
これは50個入りの小さい木箱。
これは100個入りの大きい木箱。
これはさらに古い時代のものだろうか、目薬をさしている女性がリアルなタイプ。
しかし、高嶺の花の当時の琺瑯看板には井上博士の名前が堂々と刻まれている。
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