自転車やモーター系でよくみられる定番3色が「黄」「青」「橙(赤)」。
これに「白」が加わるとさらに豪華さが増す。
一番お気に入りのサンライス号看板。
戦前でも隣の宮田自転車よりは古いのか、それとも二流の琺瑯看板製作所だったのか、輪郭やら色の重ね方が雑。
所々、ガラスの釉薬を引く前に筆で補修してあるところも味があっていい。
色の順番は、白→黄→青→橙で、この段差が何ともいえない。
サンライス号は別バージョンも存在する。
昭和6年のミヤタグラフには「ギヤエム号(金色スペシアル)」「ギヤエム号(銀色スタンダード)」「アサヒ号」「パーソン号」、レーサー用の「ミスター号」が紹介されているが、この「サンライス号」は載っていない。
ちなみに表紙は乗り手のギヤエムマークが逆の手になっている。
オークションに出ていたのぼりは看板と同じ側の手。
こちらも忠実に再現して同じ。
そう。
付け加えておきたいのが、この宮田自転車の創業は戦前も戦前の明治23年で昨年、何と創業130年を迎えていた。
一方、ジーエスは3色でロゴが入っただけのシンプルなもの。
当時はこんな感じで使われていた。
ここまでくるとむしろ看板の意味があまりない...
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