引退した木製電柱を使って建てていた古いウインチ小屋跡に、ちょうど欲しかった先端部分が残った1本があったので譲ってもらうことに。
調べてみると今の時代、木製電柱も商売道具となっている。
防腐処理会社「米田物産」のプレートがしっかり残っている。おそらく1962年処理の木製電柱と推察される。
まずは先端部分の金具のボルトを取り外す。
元部分の金具も取り外し
ユニックで釣り上げ横にずらして地面に降ろす。
ガレージのオブジェのため、先端から320mmのところで切断。
不要な部分に残っている足場ボルトを取り外す。
なかなか埋まっている部分の構造を目にすることはない。
この足場ボルトは下方は100〜110cm間隔で取り付けられているが、上方へいくと50cm間隔と狭まる。
何とか必要部数の5本を確保。
標識板も留める穴部分にハトメが残る当時物だったので取り外す。
もちろん、当時もののプレートも。
こちらも間近でお目にかかることはないが、頭の部分には雨によって劣化しないようプラスチックキャップが被せてある。これは120mm用のもので側面にはクギを打つ部分が6か所準備されている。
サルベージのプロの手助けもあって難なく回収完了。あとは電傘や看板などを仕入れ、碍子などをどうするか思案中。
とある昭和館のディスプレイのようにしてもいいし、
まだ現役で残る変圧器なしのシンプルな感じにしてもいいし、焦らず慌てず考えよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿