第1回と第2回の出品表が掲載されているが、まだ普通車が一般的でなかったことが見て取れる。
これは開催当初の1954年から現在まで用いられているモーターショーのマーク。
発案はモーターショー設立委員である片山豊氏、描画は板持龍典氏が担当したそうで、月桂冠を頭に力強い男子が1つの車輪を右手で回そうとし(アクセル)、左手で制動(ブレーキ)している姿を表しているとのこと。
第1回東京モーターショーでの巨大なモニュメント。
これは1958年の第5回東京モーターショーで入場者か関係者等に配布されていたピンバッヂ。
第5回は会場を日比谷公園から後楽園競輪場に移し、会期も新車発表のシーズンに合わせて春から秋に変更された。
数日後に退位を迎える天皇が皇太子時代に見学に訪れている。
ドアをシースルーにしたヒルマンミンクスの展示や
スバル360の吊り下げ展示が目を引いた。
これは翌1959年の第6回東京モーターショーで配布されたピンバッヂ。
毎年、形やデザインは変更されており、おそらく第6回で初めて七宝焼のものがお目見えした。
この年は裏面にも陽刻が施してある。
これは記念すべき第1回のもので「TOKYO」が入っていない。