2016年9月24日土曜日

BUBU502その77(最大のピンチ)

リレーを交換して安心したのも束の間、走り出すとウインカーが出ない。
車庫に戻りチェックするとライトは点くがホーンはかすかに鳴る。
ウインカーとストップランプは点かない。
エンジンキーを切るとセルが回らない。
見事、ヒューズが切れている。













ここ最近でイジった箇所は左後ろのウインカーのみ。
よくよくウインカーを見てみるとステーが曲がり、ウインカーが下にさがり奥へ押し込まれた状態になっている。













左側はこんな感じ。













そういえば比較的最近車庫の戸が直撃したことがあったがその時にこの状態になっていたのを今更ながら気付く。

とりあえずレストア時に外せなかったステーを何とか外しサビ取り&曲がり修正。






レンズ内のバルブを受ける金具がサビ落ちバルブの金具と隙間ができていたので接点の地金を削り出し狭める。
バルブのプラス側は目視では断線はしてなさそう。とりあえず組み上げる。













ダメ元でヒューズを新品に交換し走ってみるがすぐにヒューズが切れる。

バッテリーのプラス側のヒューズの配線がビニールが剥げ見えていたのでリークの可能性もありビニールテープを巻いて、固定されていなかったヒューズボックスを固定して、再度走ってみるがまたもやヒューズが切れる。













アイドリングのバッテリーの電圧を測ると15を超したり2になったり。レギュレーターが壊れかけかも知れない。
とりあえずレギュレーターの端子をチェックすると何も問題なさそう。本体自体が大きく疑われる。













交換した高年式のウインカリレーの固定ができていなかったのでフレームに固定してみる。













ジャッキアップして見える範囲でウインカー点滅させた状態で配線を揺すったりして断線がないかチェックするも問題なく点滅する。
ギアをフリーにして高回転の状態でウインカーを出してみても問題なし。次にウインカーを出した状態で高回転にあげても問題なし。

今度こそは、と試走してみる。
走りながらウインカーを出したり消したりしてみる。
問題なく点滅するので直ったかと思いきや、大きな段差前では点いていたが、段差でボディが跳ねたあとウインカーを点けると死亡。
見事ヒューズが切れている。

振動が原因かもしれないとヒューズを入れ替え、さきほどの段差をゆっくり越えるとセーフ。
その先にある段差もゆっくり越えるとセーフ。
さらにさきにある段差を速度を落とさず通過すると死亡。
どうやら車体に大きな振動が加わると何か不具合が起こりショートしてヒューズが飛んでいる可能性も。

1日半で飛ばしたヒューズは8本。

途中で買い足ししたが、陳列の途中から新しいパッケージに変わっていた。
次はウインカーを点滅させたままで段差を通過してどうなるかを試してみる。

2016年9月3日土曜日

BUBU502その76(初トラブル)

5年半、持ちに持ったホンダ純正GSユアサバッテリー。
弱ってくると充電し長持ちさせたが、ついにうんともすんとも言わず。
予備バッテリーに繋いで始動させる。
予備バッテリーをはずし、ライトを点灯させウインカーを出してみる。
蛍の光ほどの光量で点灯しっぱなしだったがすぐに消えてしまい点かなくなる。
ライトやホーン、テールランプは問題ないが、ウインカーだけ点かない。
弱ったバッテリーでライト点けたままウインカーを出すと球切れするというのは聞いたことがあり、始動できないほどのバッテリーでウインカーを点滅させたことで球かリレーに問題が発生した可能性が…

まずは5年半ぶりにバッテリーを交換。

次に、球をチェックしてみると右後ろのバルブがソケットにサビで固着してしまっている。
フィラメントは切れていないようだが、見てしまった以上綺麗にしておく。
バルブを破壊して何とかソケットのサビを落とし球を交換。
いざ、始動するもウインカーは点滅せず。スイッチ周りもチェックしたが問題なかったのでウインカーリレーがどうも怪しい。

そこで、行きつけのバイク屋で解体処分のディオのウインカーリレーを500円で譲ってもらってくる。
ボディをはずすのは大仕事なので、リアフェンダーボルトをはずし、フェンダーを下へずらして何とかリレーを交換。

すると、新品のバッテリーとバブル期の性能の良い国産ウインカーリレーということもあってか、勢い良く大きな音を出し点滅。

5年半、トラブルなしで乗り続けていたBUBU502だが、さっさとバッテリー交換しなかったがためにリレーを破損させてしまうという失態を演じてしまった…。