中2階部分に吊り下げの電飾が欲しくて探していたが、ようやく他のディスプレイの邪魔にならないジャストサイズと思われる看板を仕入れる。
このタイガージャーのジャーは、いわゆる魔法瓶のこと。
幅1mある大型看板で、しかも両面ともガラスでできている。
球は切れているとのことで上面の金具を取り外しガラスを上へスライドさせ中身を確認。
古そうな安定器。
念の為、電気屋へ切れた電球を持ち込み在庫を確認すると、30WのFLという規格で長さやプラグ形状は今でも同じとのこと。早速、グローと電球を交換すると問題なく点灯。
このロゴは調べてみると昭和26年から10年間使用されていた2代目で、現在のロゴは6代目にもなる。
間を取って昭和31年としても65年前に電気屋で活躍していた電飾看板ということになる。
いざ設置してみると、これまた狙い通りで今までそこにあったかのようで全く違和感を感じない。
それはそうと今日、四国地方が統計史上最速の梅雨入りをした。
平年と比べると21日も早い梅雨入りとなった。
何と、この統計を取り始めたのが偶然にもこの2代目ロゴと同じ昭和26年だそうな。
これはこの看板が現役当時の商品。
この魔法ひつでご飯は24時間暖かさがキープされ、飲み物などは72時間冷たさがキープされる。
これは品番が「3」で水は3升7合、ご飯は1升7合入り、当時の定価で4800円。
「0」〜「6」(1950円〜8300円)の7種類がラインナップされていた。
保証カードをみると購入日は「昭和卅弍年八月拾六日」なので、このロゴの使用期間の半分過ぎの時期に購入されたことがわかる。
外蓋、中蓋、水切り用の器具に、湯気を吸収し蓋がしっかりと締められる「フランネル入きんちゃく締ふきん」で構成されている。
中も凄くキレイでほぼ未使用のような状態。
ロゴのシールは紙製なので扱いには注意が必要。
下部のシールには「冬はおひつ」「夏は冷蔵器」と書かれている。
梅雨が空けてから「冷蔵器」として使ってみる?...