何年も前にツバを付けていたミニキャブを急遽月末までに撤収してくれと依頼が入る。
チェックしてみるとタイヤチューブが2本裂けており、生きているタイヤをフロントへまわして、そのまま引きずって後方へ引っ張り出すことに。
車庫が倒伏しかけており、近くにあった柱を使ってジャッキで押し上げ固定。
後輪二輪は潰れた状態で引きずり、前二輪で方向転換しながら引っ張り出す。
柿の木を持ち上げ何とか入り口まで到達。
今度は前二輪を後ろに付け替え、フロントは助手席後ろにあったスペアタイヤとすぐ抜けるが多少転がす程度なら持つタイヤを使ってササッとトレッカーに載せる。
秘密基地へ到着後、濡れついでに軽く洗車。
このミニキャブ、車検ステッカーは昭和55年4月、自賠責ステッカーは昭和50年4月のまま、走行距離は14000km程度で、新車時の注意書きのタグまでぶら下がっている。
助手席は透明カバーがかかったままで、ドアの内装もビニールが綺麗に残っている。
廃車証もあり、ボディも腐っていないので絶好のレストアベース。